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I hear the sound that looks like GODs wake up , wake up , wake up . 白い頭蓋骨にそのいとおしい指を這わすDIO様の唇が、そっとそれの額に触れた。くつり、くつり、と笑いを零す様は、まるでこの世の物とは思えない。私は、これを何十回も、何百回も、何千回も、繰り返し見ている。(珍しくなんてない。いつものことなのだ)次に、DIO様はその頬に唇を寄せる。そうして、鼻に、唇に。人外である筈の唇は、少女のようにうっすらと色付き、つやつやと光っていた。それがまた、なんとも、美しく思った。やはり、この人は神なのではないかと思う。それ以外だというならば、どうしてこんなにも美しく、気高く、いとおしいのだろうか。ああ、やはり、答えは一つしかないのだ。DIO様は、神だ。するり、とその頬に這わせていた指が離れた。それはとても名残惜しそうに見えたが、DIO様の唇は、愛も変わらず歪んだままであった。その形は、完璧な三日月。 「」 「はい、DIO様」 名を呼ばれ、すぐに返事をする。それに満足げに笑ったDIO様が、くるり、とこちらを振り向き、軽く両腕を広げた。私は、この行為の意味をよく知っている。何十回も、何百回も、何千回も、繰り返しそれをしてきたからだ。一寸の迷いもなく、DIO様の腕の中に納まった私は、首筋に当たる吐息に少しばかり身を震えさせた。それにさえ、くつくつと笑い腕に力を込めるDIO様の、愛しいことといったら。(いいえ、分かっています。愛しいなどと、ええ、愛しいなどとは、あいしてはいけないと)(なぜなら、DIO様が愛しておられるのは、私の肌よりも白く美しい球体を持つ、あの、) 「、このDIOが恐ろしいか」 「いいえDIO様。私はDIO様を恐れてなどいません」 「ならば、どうして震えている」 「DIO様、この震えは、わたしへの恐れと軽蔑の怒りであります」 「嘘を吐け。人間という生き物は自分を責めたりはしないだろう」 「責めているのではないのです。戒めているのです」 「その必要が何処にある」 「そこに、」 少しばかり緩んだDIO様の腕の隙間から、右腕を伸ばし白いそれを人差し指で指し示す。それを見て(そのとき動いたDIO様の髪の毛がさらりと首筋をくすぐり、思わず身体が震えた)またDIO様はくつり、と笑った。その声は、如何と表現もできないほどに、ああ、なんと言えばいいのだろうか。私の少ない頭の中では、思いつかない程の、(これ以上は言えません。言えば、何かが終わってしまいそう) 「」 再度、名前が呼ばれる。それに返事をする前に、DIO様はさも今からお茶でもしないか、とでも言うように口を開いた。 「私に殺されたいか」 ああ、ああ!!やはりDIO様は神なのだ。私の欲しい言葉を、何の躊躇もなく見返りもなく、その喉から零すのだから! 神様 が目覚める音を聴く (080504//DIO様//カノたんリクエスト。難しいよDIO様w) |